今回も、日本人研究者が3人も受賞するというのはありがたいことですね。
しかし、日本では、研究の待遇に大きな違いがあるとか、研究者っていっても人間ですから
そりゃ良い環境にいくわな。
目次
今回日本の研究環境と海外の研究環境がどれぐらい違うのか比べて見た。
まずお給料!
日本の研究者給料
日本学術振興会
特別研究員PD 36万/月(=438万/年)
特別研究員SPD 44.6万/月(=550万/年)
理化学研究所(小保方さんのところ)
48.7万/月(=580万/年)
宇宙航空研究開発機構 JAXA
40.4万/月(=484万/年)
海外の研究者給料
- マサチューセッツ工科大学 MIT = 39264ドル/年 = 400万/年(ただし、ポスドク一年目の給料)
- ハーバード大学 =42k$/年 = 420万/年(ただし、こちらもポスドク一年目の給料こっからもっとあがるぞ!!)
- ミュンヘン工科大 33912€ = 480万円(ドイツでは税金が高く、手取りは額面から48%くらい引かれた金額になるらしい。)
- チューリッヒ工科大ETH =59,000フラン/年 (gross salary)= 612万/年(給料は最も高いが、スイスは物価もこの中でダントツに高く、税金もべらぼーに高いとのこと。)
- Imperial college of London£32,699 to £39,523 =500-660万/年(注:イギリスも物価が高い)
- シンガポール国立大学 4500-5000USD=460万/年
※ネット調べ信じるか信じないかはあなたしだいです!
給料はそれほど違いは無いかもといった感じではある。
じゃぁ何がそんなに違うのか?
文部科学省のアンケートデータ (平成22年だからちょっと古い。)
読んでみると・・・・結局金やんけ!!
給料うんぬんというより研究に使うお金が無いって感じなのかもしれない。
まぁたしかに、IPS細胞の山中伸弥教授もいっていたけど、アシスタントは契約社員みたいなもの
で、3年で使い捨てらしい。そんな環境で研究の継続は難しいわな!
研究者って自殺率激高の職業に国よもっと金払ってくれ!