どうも菊之露一文字です。
藤井聡太君頑張っていますね。
私も愛知県出身ですので藤井君を応援しております。
起動戦士ガンダムで初めて描かれた「ニュータイプ」
1979年放送のアニメ「機動戦士ガンダム」の中で、人類は宇宙世紀に突入!国境という地球規模の共感概念が宇宙規模に拡張されることにより主人公アムロ・レイやライバルのシャア・アズナブルに代表される様に新しい人類、「ニュータイプ」へと進化します。
作品の中では、一年戦争という宇宙戦争の中で「人類はわかり合うために」※ニュータイプへと進化を遂げます。
※これは私の勝手な感想です。
ただ、将棋の世界ではどうでしょう?
将棋というまた違う次元の宇宙で戦い続ける中で、
もしかすると、人類はAIによって進化を加速させているのではないでしょうか?
AIを超え始めた?ニュータイプ藤井聡太君の指し手 7000万とうりの局面分析を行うAI示す最善手とは?
藤井聡太君がAIを対戦相手に勉強しているのは有名な話です。
私なんかは、一手指すごとに劣勢になっていき、戻るボタンを使っても無料の将棋アプリすら勝つことができません。
そもそも、「弱い将棋のプログラム」を組む方も難しそうですが・・・・。
AIが29連勝した当時の藤井君と現在の藤井君の勝率を計算すると73%で今の藤井君が勝利するというデータを出してきています。
NHKのクローズアップ現代+で、特集されておりましたが、棋聖戦の挑戦者決定戦 永瀬拓矢 二冠に放った「3六銀」の意味は、プロでも読めず、まして素人の私などでは話を聞いても理解不能です。
1000万とうりの局面分析ではAIでは、最善手は別の手だったそうです。
しかし7000万とおりの局面分析をAIに学習させると「3六銀」に変わったといいます。
少しAIを超え始めたとも言われる藤井君のその指し手、もはや「ニュータイプ」へと進化を初めているのでしょうか?
ですが7000万とおりを藤井君が読んでいたから勝てたのか?っといえばそんなことはきっとないと思います。
日本でのAIの表現というのは、デープラーニングのことを指します。
何千万のデータを蓄積し、最善な手をコンピューターが計算しています。
話は飛びますが、日本の天気予報は、とても的中率が高いと世界的に有名です。
しかし、一週間予報以上は、詳細が出ることがありません。
以前読んだ本によると、近日の予報では、計算的な誤差は小さくても、それが日を重ねるごとに大きくなっていき、晴れにも雨にもなり予報として無意味なものになってしまうんだそうです。
一手一手全ての局面での局面分析をかければ、良し悪しどんな手にもなるのではないでしょうか??
仮にもっと多くの局面、1億4000万の局面分析を行った場合、別の結果もありえたかもしれません。
ただ、このAIによって藤井君の指し手や勝負感が磨かれているのは事実ですね。
AIによる局面分析は、未来が決まっていないことを私たちに示している
「シュレディンガーの猫」という有名な思考実験があります。
超簡単に説明すると、50%で毒が充満する箱の中に猫をいれます。
箱の中の猫は、箱のフタを開け確認するまで、毒が充満せず生きている猫と毒が充満して死んでしまった猫の両方が存在するというものです。
将棋を指し始めた瞬間から同じ現象が起こります。
必ず勝つか、負けるのです。
AI分析が、盤面の優劣を私たちにわかりやすく表示してくれますが、一つの演出であって答えではないのです。
AIの計算結果が変わることは、私たちに未来が未確定であることをわかりやすく示しているかもしれません。
タイトルを地元に持って帰ることが、師匠の願い、そして師匠の師匠の願い
「願い」や「思い」、そこに宿る「魂」など日本人は表現し、また「チカラ」が宿るとしてきました。
少しオカルト的な話ではありますが、人の「魂」の正体に関する研究で、「魂は、量子なのでは?」と仮説する研究が行われています。
今、アニメ化されて人気の「ソードアート・オンライン」の作中でも「人工フラクトライト」という名で出てくるのですが、人工の魂を作る過程で量子の揺らぎが関係しているとう表現が出てきますね。
実際の研究では、アメリカの「バーニングマン」というイベントにおいて、人の注目度が量子の揺らぎになんらかの作用を及ぼしたという例が出ているようです。
※このイベント、一生で一度は行ってみたいイベントの一つです。
話の筋が揺らいでいますが、勝ちも負けも同じだけ可能性ではあるものの、「願い」や「思い」もチカラになるということです。
17歳の少年がタイトルを地元に持って帰るという、言葉を放つことはとても勇気があることだと思います。
それは、藤井君の師匠、杉本昌隆さんの願いでもあるし、突然急死した師匠の師匠、板谷進さんの願いでもあります。
ドラゴンボールでいったら、悟空と悟飯と悟天が一緒にカメハメ破撃ってる状態でしょうか?
「魔王」の名を持つ渡辺明棋聖は、強い、素人の私がいってもしょうがないのですが強いですね。
次の戦いが楽しみです。
最後に、「シュレディンガーの猫って猫の命を実験に使わなくても別の方法あるよね」っと気づいてしまった今日この頃・・・・。