WP(ワードプレス)テーマの実測値比較!有料テーマにそれだけの価値はあるのか?

WP(ワードプレス)テーマの実測値を比較しました。

THE THOR (ザ・トール)、STORK(ストーク)、Cocoon(コクーン)をグーグルアドセンスの広告を表示した状態でサイト表示速度を比較。

有料・無料のワードプレステーマを入れ替え計測していきます。

最大の謎、WP(ワードプレス)の有料テーマは本当にそれだけの価値があるのか?

以前、は無料のWPテーマCocoon(コクーン)を使用していました。

無料のテーマではありますが、非常に使いやすく重宝しておりました。

実際、別サイトでは、現在もCocoon(コクーン)を利用しております。

しかし、世の中には、有料のテーマもあります。デザインやアクセス数のアップを「うたい文句」に数万円で販売されています。

2019年12月現在では、本サイトは、THE THOR (ザ・トール)を利用しています。

アクセス数の変動は、ワードプレステーマを変更してから時間があまり立っていないこともあり、現在は実感できていません。

ここで一つの「疑問」が湧いてきます。

有料テーマは本当にそれだけの価値があるのか?

「サイトアクセス数」を左右するといわれるサイトの表示速度を計測し比較

そこで今回は、「サイトアクセス数」を左右するといわれるサイトの表示速度を計測し比較しました。

実際のサイト運用を想定しGoogle AdSense(グーグルアドセンス)を貼り付けた状態で、グーグルの「PageSpeed Insights」というサイトを使い表示速度を調べていきます。

なぜGoogle AdSense(グーグルアドセンス)を貼り付けた状態なの?

と思われるかもしれませんが、サイト内にアドセンスが有るか無いかで、表示速度が大幅に違うからです。

Cocoon(コクーン)の時の計測値ですが、Google AdSense(グーグルアドセンス)の有り無し時のサイト表示速度を比較解説しています。

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無料のワードプレステーマCocoon(コクーン)のサイト表示速度実測値

無料のワードプレステーマCocoon(コクーン)のサイト表示速度実測値です。

無料でありながら多機能なCocoon(コクーン)、googleが推奨するAMP表示にも対応しています。

デザインは、デフォルトはシンプルですが、多彩なデザインスキンを多数持ち簡単に切り替えることが可能です。

今回はデザインスキンは無しのデフォルト設定です。

Cocoon(コクーン)のモバイルとパソコンの表示速度

Cocoon(コクーン)のモバイルの表示速度です。

ワードプレステーマCocoonコクーンのモバイル表示速度48点

Cocoon(コクーン)のパソコンの表示速度です。

ワードプレステーマCocoonコクーンのパソコンの表示速度90点

※AMPページのURLが検出されていますがCocoon(コクーン)のAMPではない普通のページの表示速度です。

Cocoon(コクーン)のAMPページのモバイルとパソコンの表示速度

Cocoon(コクーン)のAMPページのモバイルの表示速度です。

ワードプレステーマCocoonコクーンのAMPページモバイルの表示速度49点

Cocoon(コクーン)のAMPページのパソコンの表示速度です。

ワードプレステーマCocoonコクーンのAMPページパソコンの表示速度99点

 

他のワードプレステーマでもそうですが、Google AdSense(グーグルアドセンス)を入れるとモバイル表示は中々厳しい状態です。

有料のワードプレステーマSTORK(ストーク)のサイト表示速度実測値

有名ブロガーなどが使用し開発にも携わっているSTORK(ストーク)

美しいデザインを持ち、テーマをインストールした後、すぐに執筆活動に専念できるテーマです。

STORK(ストーク)のモバイルとパソコンの表示速度

STORK(ストーク)のモバイルの表示速度

STORKストークのモバイルの表示速度42点

STORK(ストーク)のパソコンの表示速度

ワードプレステーマSTORKストークのパソコンの表示速度84点

美しいデザインがアダとなってしまったのか?サイトの表示速度では、それほど良い結果を出せないSTORK(ストーク)

STORK(ストーク)のAMPページのモバイルとPCの表示速度

残念ながらSTORK(ストーク)は、AMP非対応のテーマです。

※AMPページが表示されているのは、以前のキャッシュが残っているためです。

有料のワードプレステーマTHE THOR (ザ・トール)のサイト表示速度実測値

THE THOR (ザ・トール)は、強力なページキャッシュを有し、AMPページにも対応しています。

使い始め、特にページキャッシュには、若干のクセがあり、なれるまでは少し時間がかかるかもしれません。

細かな設定ができるため、導入に時間がかかりました。

 

AMP表示で速さを見せつけた有料テーマTHE THOR (ザ・トール)

THE THOR (ザ・トール)のモバイルとパソコンの表示速度

THE THOR (ザ・トール)のモバイル表示速度

ワードプレステーマTHE THOR (ザ・トール)のモバイル表示速度40点

THE THOR (ザ・トール)のパソコン表示速度

ワードプレステーマTHE THOR (ザ・トール)のパソコン表示速度75点

他のテーマと同じくモバイルのページ表示は厳しい状況

THE THOR (ザ・トール)のAMPページのモバイルとパソコンの表示速度

THE THOR (ザ・トール)のAMPページのモバイル表示速度

ワードプレステーマTHE THOR (ザ・トール)のAMPページのモバイル表示速度84点

THE THOR (ザ・トール)のAMPページのパソコン表示速度

ワードプレステーマTHE THOR (ザ・トール)のAMPページのパソコン表示速度99点

THE THOR (ザ・トール)は、AMPページでは、サイトの表示速度が他のテーマを圧倒しています。

サイト表示速度はワードプレステーマによって変わる

上記の結果を踏まえるとサイト表示速度はワードプレステーマによって変わってきます。

THE THOR (ザ・トール)のAMPページでは他のテーマに比べてモバイルもパソコンも表示速度が早いことがわかります。

今回は同じページで実験しましたが、サイトの表示速度は、

「広告の数」「画像のサイズや数」「内部リンクや外部リンクの数」「ページ内見出しなどの装飾」

などによっても大きく変わります。(ページ内装飾はさほどですかね)

サイト表示速度では、無料のテーマCocoon(コクーン)も大健闘だったが有料テーマにはそれだけの価値が

サイト表示速度では、ワードプレス有料テーマTHE THOR (ザ・トール)にそれだけの価値ありという結果でした。

ワードプレス無料テーマのCocoon(コクーン)も大健闘していて、まずはこちらで頑張ってみるのも手かなといった印象です。

今回のサイト表示速度では、無料テーマのCocoon(コクーン)とさほど大差ない結果となった、

STORK(ストーク)ですが、デザインは、サイトの信頼性や視認性を向上させ滞在率を底上げします。

見やすい、綺麗なデザインも有料テーマの価値の一つです。

有料テーマTHE THOR (ザ・トール)は、サイト表示速度が確かに早かった。

有料テーマSTORK(ストーク)は、サイト表示速度はそこまでといったところだが、デザインはずばらしい。

無料テーマCocoon(コクーン)は、無料でありながらサイト表示速度では有料のものと大差ない。