テレビドラマ 「テセウスの船」がGYAOで無料で観れるということで、昨日から見始めました。
組み上げられたシナリオや役者陣の演技など現在4話までしか見ておりませんが、作品にとても引き込まれております。
https://www.tbs.co.jp/theseusnofune/
コロナウイルの影響で撮影が進まないテレビ業界!再放送ラッシュにコレはコレでいい!!
どうも自宅待機中の菊之露十文字です。
先週の痔の手術から引き続き自宅療養中です。
昨日病院へ定期検診に行って来まして座薬生活も終わるか?と思いきや継続を命じられ凹んでおります。
在宅でやれることと言えばお尻の痛みに耐えながらドラマを見たり本を読んだりとうつ伏せでダラッダラしております。
そんな中、お昼に再放送されていた「JIN−仁−」の総集編の再放送を全て見切り感動して次のドラマを探しておりました。
大沢たかおさんと綾瀬はるかさんの演技も素晴らしかったですね。
新作ドラマできなくてもしばらくこの見逃し再放送も悪くないなと思う今日この頃です。
テセウスの船 ドラマ版 あらすじざっくり
普通の予告編がなくてすいません。#家にいよう!!
そんな中、次のターゲットとしたのがこちら「テセウスの船」です。
TBSの日曜劇場つながり、タイムスリップつながりと若干かぶっておりますがGYAOで無料で見れるということでみはじめました。
「テセウスの船」ドラマ版のあらすじをざっくり説明すると、
殺人犯の家族として世の中から虐げられた主人公「田村 心」竹内涼真演じる(しんさん)が事件の真相を探り、今を変えるために過去にタイムスリップする物語です。
「テセウスの船」の意味
一話冒頭で、笹野高史さんのナレーションでざっくり説明される「テセウスの船」の意味。
「テセウスの船」とは、ギリシャ神話がモチーフとなったパラドックス(逆説)のこと。
英雄・テセウスの船を後世に残すために朽ちた部品が全て新品に交換されることで、“この船は、同じ船と言えるのか?”という矛盾を問題提起するエピソードである。
過去を変えても、未来の家族は同じと言えるのかという難しい課題に、主人公は挑んでいく。
ネタバレ若干「テセウスの船」「JIN−仁−」の総集編を見終わって再びタイムスリップモノ 「JIN−仁−」とはココが違う!!
ココだけ多少ネタバレします。
読んでも全く本編楽しめる程度です。なぜなら私も4話までしか見てないのですから!!
「テセウスの船」では超積極的にタイムスリップした主人公「心さん」が歴史改変を試みます。
「JIN−仁−」では、主人公の南方 仁先生が歴史改変に関わろうとすると時代の修正力?
お決まりの頭痛で歴史は変わりません。
「こんな時に頭痛が!!!」っというのが見どころです。
しかしテセウスの船では、そもそも歴史を変えるためにタイムスリップしていて超積極的に歴史改変に挑んでいきます。
歴史を変えるためには手段を選びません。
同じタイムスリップものの「JIN−仁−」を見た後の「テセウスの船」だとガンガンいくなぁ〜!っとギャップに驚きます。
佐野文吾を演じる俳優、鈴木亮平さんの演技がすごい!!
俳優の鈴木亮平さんが「テセウスの船」では、犯人に仕立て上げられる?(結末わからないので?です)主人公「心さん」のお父さん佐野文吾を演じています。
どんなキャラクターにも2面性がありますが、「佐野文吾」の2面性がすごいのです。
普段は、真面目な村の駐在さん(警察官)、家族の中では優しいお父さん、しかし犯人?としての怪しさ、
そんでもって現代に生きる年老いた佐野文吾とキャラクターの4面を演じ分けております。
そのギャップがすごくて、犯人?とされている佐野文吾というキャラクターを信じたくなってしまいます。
春一番を超える鈴木亮平さんの「猪木」再現度
プロレスラー猪木の伝記的な再現ドラマが今後制作されるなら、猪木役は鈴木亮平さんしかないと思います。
ホントに似てます。出来てます!!
特にアゴが!!
怪しいぞ!!みんな怪しい!出演者の「悪い顔」がすごい!!
ドラマ「テセウスの船」では、全員怪しいです。
犯人だれなんだ!!
いつもは、優しいおじいちゃん役を演じる笹野高史さんや3枚目役なイメージのユースケ・サンタマリアさんなどが
要所要所で見せてくる悪顏!!
わっるいわ!
鉛筆をトキントキンに削る笹野さんの恐ろしさたるや!
普段のイメージが勝手にあるだけにかなりのインパクトです。
テセウスの船のモチーフなのか?平成の凶悪事件
少し真面目な話、過去の事件を思い出すとか、様々な意見がありますが、
このドラマの焦点の一つは、犯人の家族も含めた事件被害者の悲しみにあると思います。
平成という時代の中で、ジュースに毒を入れる事件や少年A、和歌山の毒物カレーなど、ドラマではなく実際に起きてたくさんの人が亡くなったし傷ついたのは現実だからです。
振り返れば自分こそノラリクラリと生きてこれましたが全然平和じゃなかったし悲しみにまみれていたわけです。
メディアスクラムや実名報道などマスコミの報道姿勢や事件の風化について議論される昨今に、過去への反省と現在の報道姿勢へのアンチテーゼが含まれているのかもしれません。
(まだ4話までしか見てませんが・・・・)